2021.03.11.サーフィン@沖縄
#あれから私は
2011年、
当時の私は電力会社グループの業務委託で
オール電化営業の特攻隊長をしていた。
電力負荷平準化をお題目に、
余った深夜電力を有効活用して
社会貢献しましょうよ。
直接ガスを燃やすのに比べて
いかに電力が効率的でECOなのかを説き、
最後に電力会社のお得な料金プランと
機器の一般的耐用年数の違いを説明する。
ガス機器からオール電化機器の入れ替えには
実質的な負担を伴わないことを理解すると
話を聞いたほとんどの方が入れ替えをした。
ガスとして燃やしてなくなるのか、
オール電化の清潔で便利な生活を
選ぶのか…答えは分かりきっている。
事業所内での成績は常にトップ。
それは電力負荷平準化の大義と信念に
支えられていたから。
2011年3月11日14時46分
私はお客様宅にて商談をしつつ
ニュースを見ていた。
商談は成立し、お客様宅は快適な
オール電化住宅へと姿を変えた。
停電時にもタンク内にお湯をストックし
手動で取り出せるタイプの機器を勧めた。
お客様からも感謝していただいた。
しかし、
私の大義と信念は失われた。
原子力発電の安全神話の崩壊。
堕落した利権の世界が露わとなる。
大都市圏への電力供給と引き換えに
さまざまな恩恵を受けてきた地域の方々。
その代償は大きく、
10年経った今も何も変わっていない。
「アンコントロール」
暴走した原子力を人間は制御できない。
それでも世界レベルでは
原子力発電施設は増加しているとのこと。
今少なくとも、
地震大国の日本において
最適な発電手段とは感じないが、
あと10年後には忘れ去られ
電力ミックスのベースとして
原子力発電に頼る世の中になるんだろう。
#あれから私は
仕事を変えた。
太陽光発電所を売った。
つまるところ電力の売買益の投資話。
興味が続かなかった。
自身でデザインした住宅も売った。
初年度で5棟成約したが
興味が続かなかった。
先行き不透明な世の中で
若い世代が無理をして
フラット35で自宅を欲しがる…
明るくない未来が見える。
B2C営業から一線を引いた。
#あれから私は
40歳を前に
地元を捨てて東京に出た。
全く畑違いの世界で
企画営業的なB2Bをやっている。
田舎のしがらみから解放され、
死ぬほど仕事に没頭した。
そんな私を評価してくれた女性が
妻になってくれた。
そして私の子供を産んでくれた。
#あれから私は
残りの人生に守るべきものができた。
それなりの社会的立場を得て
かなりアグレッシブな分野で
最先端の仕事をしてはいる…
ただ…
もはや仕事自体には興味はない。
責任を果たすための作業であり
ただ成果を出すだけのこと。
#これから私は
ただの妄想を具現化するための
最後の挑戦に入る。
それは、
南海トラフ、
首都直下、
富士山噴火、
私の家族が東京に住めなくなるその日に
「こっちに逃げておいで」
を、責任持って言えるための
人生最大のプロジェクト。
私にとって沖縄は、
小さい頃からの憧れの地であり、
私が私であり続けるために必要な
・街のポテンシャルや可能性
・元気で前向きな先輩や仲間たち
・サーフィンの楽園
が揃った国内唯一の場所。
2021年3月11日
おかげ様で私は社会で生かされている。
マズローの欲求階層説
私にとっての自己実現とは何か…
立ち止まる暇も…
寄り道する時間も…
もはや人生に残された時間はない。
東日本大震災、熊本地震…
被災された方々に
お見舞い申し上げますとともに、
お亡くなりになられた方々の
ご冥福を心からお祈り致します。
社会に生かされている限り、
いずれ皆様のお役にも立てるような
自己実現を目指す所存です。
初心貫徹。
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